川越のうなぎの名店「いちのや」のかばやきコース

令和4年10月に訪問した川越のうなぎの老舗「いちのや」のかばやきコースのご紹介をします。

この記事で分かること
  • 基本情報
  • アクセス
  • 外観と座席
  • メニュー
  • かば焼きコース
うなぎが川越名物の理由
  • 江戸時代に近くの川で良く獲れていた
  • 当時は肉食(牛馬等)が禁じられていたので貴重なたんぱく源だった
  • 川越には醤油蔵が多く、それを用いた蒲焼のタレが普及した

川越は、荒川や入間川に挟まれた地域で、江戸時代にはこれらの川でよくうなぎが獲れました。


地理的に海からも遠いうえ、江戸時代以前から日本では肉食が禁止されていたため、川魚はこの地域で暮らす人々にとって、貴重なたんぱく源でもありました。


加えて、川越には伝統的に醤油蔵が多かったことから、醤油や砂糖を用いたうなぎの蒲焼にに合うたれが良く普及したそうです。


以上の理由でうなぎが川越名物として定着したそうです。

基本情報

  • 住所   
    川越市松江町1-18-10
  • 営業時間 
    11時から21時
  • 休日   
    不定休

アクセス

  • 本川越駅(西武線)から徒歩10分
  • 川越市駅(東武線)から徒歩15分
  • 川越駅(東武線・JR線)からバス5分+徒歩5分

最寄り駅は西武線の本川越駅で、駅から約徒歩10分です。


東武線利用なら川越市駅から徒歩15分ほど。


川越駅からだと徒歩20分以上かかりますが、バス利用なら10分あれば到着します。


バスの本数も1時間に5本程度あります。

外観と座席

外観と内観をご紹介します。


上の写真は外観ですが、正面の紫ののれんは入口ではありません。


下の写真が入口です。

いちのやは松江町交差点の角に位置していて、正規の入口は裏の駐車場側にあります。

  下の写真の駐車場に面した肌色の横長の建物が全ていちのやです。

川越日高線の大通り沿いに面した建物にも出入口があり、のれんがかかっていて大変紛らわしいのですが、こちらは出入口ではありません。

【重要】順番待ちについて
  • 10時30分に順番待ち記入用紙が掲出
  • 記入用紙が掲出されるのは「駐車場側の入口」
  • 大通り(川越日高線)側の入口は出入口ではないためそちらに並んでも意味がない
  • 10時30分に名前を書ければ、11時開店時1回転目でほぼ入店可能

※上記はあまさわが土曜日に訪問した際の状況及び電話で聞き取りを行った内容をもとに整理したものです。

駐車場側の入口には顔ハメボードもあります。


つづいて、座席をご紹介します。


あまさわが案内されたのはこちらの座席です。

2人で訪問しましたが、4人掛けの落ちついた小上がりの半個室でした。

高さのある座椅子のため、足も疲れず大変居心地が良かったです。

  いちのやは大変広く、座席や個室の種類がかなりたくさんあります。写真は撮れませんでしたが、大広間の通常のテーブル席や座布団で座るタイプの半個室もありました。希望の席に案内されるかどうかはお店次第です。

店内では、骨せんべいやその他のお土産も販売しています。

メニュー

ではいちのやのメニューを紹介します。

うなぎ以外も、お刺身やからあげ等もあるようです。


ドリンクメニューも豊富に取り揃えてありますね。


今回は、奮発して「かばやきコース」を注文しました。


コースの内容をご紹介します。

かばやきコースの内容

コース内容は以下のとおりです。

かばやきコース
  • 肝焼き
  • お刺身
  • う巻き
  • 酢の物
  • 蒲焼とごはんもしくはうな重
  • 肝吸い
  • お新香
  • デザート

順番にご紹介します。

  注文時料理を持ってくるタイミングを聞かれます。「できた順に持ってきてよろしいですか?」と聞かれ、「はい」と答えると食べ終わってなくてもどんどん料理が出てきます。ゆっくり食べたい方は、「食べ終わってから持ってくるよう」店員さんに依頼した方が良いでしょう。

まずは、肝焼きです。

初めて食べましたが、ほろ苦さと甘辛いタレが絶妙な一品です。肝焼きの苦さはさんまの塩焼きの内臓の苦さに近いものがあります。

つづいて、お刺身です。


時期によって内容は変わるようです。

真鯛とマグロとハマチでしょうか。どれも美味しくいただきました。

続いて、う巻きと酢の物です。


う巻きは蓋つきの入れ物に入っています。

開けると出来立てのう巻きと大根おろしが現れました。

う巻きは湯気がたっており、出来立てほやほやでした。だしの味とうなぎの甘辛い味が絶妙で、できることなら一本丸々食べたい一品でした。

酢の物はオシャレなカクテルグラスに入っていました。

おそらく、菊の花と春雨の酢の物だったと思います。酢がきつくなく、そのまま飲んでしまいたいくらい、やわらかい酸味を感じる美味しい酢のものでした。

とうとうメインのうなぎの登場です。

蓋を開けるとぴかぴかのうなぎが現れます。


うなぎの蒲焼の香ばしいにおいが立ち込めて食欲をそそります。

うなぎはやわらかくてふわふわです。無限に食べたいくらいです。肝吸いのほろ苦い肝の味とお新香の爽やかな味わい、そしてうな重エンドレスループです。タレがよくしみたご飯も本当に美味しいです。

当然完食です。


最後はデザートです。


この日はマロンアイスでした。

栗の果肉感をちゃんと感じるアイスクリームでした。この日は非常に暑い日でしたので、アイスクリームはぴったりのデザートでした。

以上でいちのやのかばやきコースの紹介を終わります。


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最後までお読みいただきありがとうございました。