令和5年6月に訪問したワーナーブラザーズ・スタジオツアー・東京・ザ・メイキングオブ・ハリーポッター(2023年6月16日としまえん跡地に開業)の紹介をおこないます。
まず最初に、注意点をお伝えします。
Contents
注意点
所用時間は約5時間
展示以外にも、レストランや体験コーナーなども準備されています。
映画ファンであればあるほど、一つのコーナーに係る時間も長くなるので、ほぼ一日コースの予定を立てておいて間違いないと思います。
私も、施設に入ってから出るまでにほぼ5時間を要しました(ランチタイム含む)。
事前にトイレを済ませる
ツアーに参加し始めると、しばらくトイレがありません。
最初の3エリアほどがスタッフの案内で進み(留まることは出来ません)、それ以降が参加者が自身のスピードで自由に進める構成です。
3エリアを過ぎた後、どんなに急いでもトイレがあるエリアまでさらにそこから4エリア程度進む必要があります。
一つ一つのエリアもかなり広いので、必ずトイレは事前に済ませた方がいいです。
食事の場所は事前に決めるべき
レストランは、ロビー近辺(ツアー開始前)に1か所、ツアー途中に1か所あります。
ツアー途中のレストラン(バックロットカフェ)から、ロビーエリアに隣接したレストラン(フードホール)に来た道を戻ることは出来ません。
ツアーを最後まで終了すると、ロビーエリアに戻ってきます。
事前に食べたいものがある場合は、メニューやレストランを事前に良く調べたうえで、ツアーをスタートするとよいと思います。
後段で、バックロットカフェのメニューも掲載しているので、よろしければ参考にしてください。
メインショップは大行列
メインショップのレジは常に20人以上は並んでいます(平日昼間)。
レジに並び始めてから会計を終えるまで、場合によっては30分程度かかることもあります。
ショップでお土産を見始めてから、会計を終えるまで、少なくとも1時間以上は見込んだ方が良いです。
アクセス
- 豊島園駅(西武線)から徒歩10分程度
西武豊島園駅に到着しました。
駅の色もハリポタ風のオシャレな色づかいになっています。
メッセージを聞くことができる電話ボックスがあります。
ホグワーツ特急をイメージしたオブジェでしょうか。
運が良ければハリポタのラッピング列車に乗ることが出来ます。
これは、賢者の石のころの3人でしょう。
改札口を出ます。
駅前には、牡鹿と女鹿の像があります。
パトローナスを意識したものでしょう。
改札口を出て、道なりに10分程度歩くと入り口に到着します。
では、魔法の世界へ。
庭園
庭園には、ハグリッドやハリーのモニュメントが展示されています。
ハグリッドの体に「お前は魔法使いだ」と英語と日本語で併記されています。
ハリーの眼鏡のモニュメント。
こちらは、ナギニでしょうか。
バジリスクにしては少し小さいように思います。
では、建物内に入ります。
以下のマップと照らし合わせながらページを見ていただくと、自分がどの位置にいるのかの目安になります。
ロビー
ロビーに入ると、まず、目を引くのは3面に渡るデジタルヴィジョンの動画です。
時間が経つと、ヴィジョンも変化していきます。
ロビー左手にはメインショップがあります。
紹介しきれないほどのグッズが並んでおり、ここだけで1時間はいられるレベルです。
店内のインテリアも凝っており、ファンにはたまらない造りとなっています。
こちらは神秘部の予言の間をイメージしたオブジェでしょう。
すべてのツアーを終了すると、こちらのショップの奥から出てきます。ショップ側から逆区方向でツアーに参加することは出来ません。
ロビー右手にはフードホールとフロッグカフェがあります。
フロッグカフェには可愛いお菓子がたくさんあります。
ホグワーツの大広間に出てきそうなケーキですね。
今回はチョコレートギネスケーキとハグリッドのケーキをいただきました。
賢者の石で、ハグリッドがハリーに渡した手作りケーキを模したものです。
特に美味しかったのはチョコレートギネスケーキ。
濃厚なチョコの味がコーヒーとベストマッチです。
もう一度行っても必ず食べたいと思いました。
個人的には今回こちらで食べた中で一番でした!
ギネスビールが使われているのでお酒が飲めない方は注文できません。
フードホールは各寮のタペストリーが飾られていて、とてもオシャレな空間になっています。
キャンドルもちゃんと浮いていますね。
フードホールのレストランでもいろいろな料理を注文することが出来ます。
メインのレストランはスタジオツアーに進んだ先にある「バックロットカフェ」です。グリフィンドールプレート等はこちらでは注文できません。
座席の数もかなり多いので、比較的ゆったり座れるように思います。
では、スタジオツアーへ行きましょう。
こちらのツアーエントランスから入場します。
チケット購入時に入場時刻を指定しますが、その時刻を過ぎても問題なく入場できます。
各国の映画ポスター
世界各国のハリポタ映画のポスターが掲示されています。
国ごとに切り取られた場面が異なります。
なんの映画のポスターか考えながら見比べるのが楽しいです。
こちらで、しばらくスタッフの説明を受けます。
こちらで、スタジオのQRコードの読み取りをスタッフに勧められます。このQRコードがあると、オンライン上でのちのエリアでの撮影した動画等を視聴、購入することができるようになります。後のエリアでもQRコードの提示がありますし、エリアによってはその場で購入できる体験動画もあります。
この後はシネマエリアです。
撮影が禁止されていたので、写真はありません。
ハリー達からのメッセージ等を見ることが出来ます。
その後、大広間に入ります。
大広間
シネマエリアが終わるとゲストたちは大広間の扉の前に集合します。
そして、「アロホモーラ」の掛け声とともに、扉がオープンします。
この時は当日誕生日の人が前に呼ばれて、扉の目の前で呪文をかけていました。
映画に出てくる大広間の世界観がよく再現されています。
初めは夜の大広間の雰囲気ですが、だんだんと明るくなってきて、全容が分かるようになってきます。
寮の制服も展示されています。
広間前方には、寮の得点を示す砂時計や、先生たちのマネキンが飾られています。
大階段・ホグワーツライフ
続いて、大階段とホグワーツライフのエリアです。
ここでは、ハリー達が過ごしたホグワーツの生活に関わる展示が行われています。
まずは大階段です。
映画内では動く階段として有名ですが、本当に動きます!
ぜひ、実際においでになり体感してください。
グリフィンドール寮の門番「太った修道女」です。
そして、グリフィンドールの談話室。
赤と金のカラーが本当に美しいです。
こちらは男子寮。
映画中でも、まさに、「ハリーの家」でしたね。
こちらは、スリザリンの談話室。
秘密の部屋で、ポリジュース薬を飲んでハリーとロンがスリザリンの談話室に潜入した場面が思い出されますね。
こちらは、クィデッチのユニフォーム。
こちらは、不死鳥の騎士団でダンブルドア軍団が呪文の練習のために使った的です。
本当にいろんなものが細かく再現されています。
こちらは、校長室ですね。
歴代校長の肖像画です。
グリフィンドールの剣ですね。
こちらは、ダンブルドアの衣装。
ハリーポッターの各登場人物の杖の紹介です。
こちらはデスイーターの仮面をパーツを組み合わせて自分で作れるコーナーです。
こちらの画面で作成することができます。
ホグワーツレッスン・禁じられた森
次は、ホグワーツレッスンエリアです。
こちらは、魔法薬学の教室。
こちらは、闇の魔術に対する防衛術の板書ですね。
闇の魔術に対する防衛術の先生方。
変身術のマクゴナガル先生。
こちらは、魔法薬学の先生方。
そして、ウォルデモート卿。
こちらは、物語のキーとなる分霊箱たち。
アンブリッジが乱発した教育令です。
この教育令の下にトイレがあります。ロビーのエントランスに入ると、この場所までトイレはありません。必ず事前に済ませてからツアーに参加してください。
隣は禁じられた森エリアです。
秘密の部屋でハリーとロンが乗ったフォード・アングリア。
ケンタウルス達。
他にも禁じられた森ならではのキャラクターが展示されています。
ハグリッドの小屋
禁じられた森エリアを出ると、屋外に出ます。
ハリー達が映画中でもよく訪れた、ハグリッドの小屋です。
等身大のハグリッド。
沢山のテディベアが並んでいます。
ハグリッドにこんなおちゃめな一面があったのでしょうか(笑)
バックロットカフェ・バタービールバー
メインダイニングのバックロットカフェです。
座席数はかなり多いですが、それでも席はほぼ満席でした。
こちらの席は空席でしたが、この日は入ることができませんでした。
メニューです。
今回は、グリフィンドールプレート、包み焼きハンバーグ、また、外のバタービールバーでバタービールを注文しました。
グリフィンドールプレートは大きなローストビーフが迫力満点。
プリントがちゃんと忍びの地図になっているのが楽しいですね。
バタービールは比較的甘めの味で、美味しくいただけました。
バタービールのジョッキは持ち帰れます。
カフェの装飾も見どころ満載。
屋外がバタービールバーになっています。
バタービールのジョッキはこちらで洗ってお持ち帰りください。
こちらは賢者の石の終盤で登場する魔法のチェス盤です。
このアングル、まさに「チェック・メイト」。
ホグワーツ橋も再現されています。
映画のいろんな場面で登場しますね。
ハグリッドのバイク。
プリベッド通り4番地。ダーズリーの家です。
階段下の物置も再現。
ハリーに手紙が届いた場面。
こちらはアズカバンの囚人での名シーンですね。
マージおばさん、膨らんでます。
最後は家の裏口にでてきます。
他にもナイトバスの展示も。
9と3/4番線・魔法省
再び屋内に入ると、キングスクロス駅の9と3/4番線のエリアが現れます。
賢者の石でこのキャリーをもって壁に走っていくハリーの姿は印象的でした。
ホグワーツ特急の中に入ることもできます。
コンパートメント内にも、映画の名場面が再現されています。
こちらはアズカバンの囚人でホグワーツ特急がディメンターに襲撃された場面。
ちゃんとルーピン先生が乗ってますね。
このエリアには、ファンタスティックビーストの列車内の一場面も再現されています。
ホームエリアを抜けると、大道具エリアに出ます。
映画で使用された大道具がいろいろ展示されています。
ここを過ぎると、魔法省エリアに入ります。
スケールがすごいので、しばらく圧倒されました。
煙突飛行ネットワークの暖炉です。
アトリウムの様子です。
迫力がすごいです!
アートオブサウンド・ダイアゴン横丁
こちらは、映画の小道具や演出を中心に解説したアートオブサウンドというコーナーです。
ハリポタ映画には動物が沢山出てきますが、それぞれの役に何匹もの役者アニマルが登場していたんですね。
クルックシャンクス役の猫ちゃんも4匹もいたなんて!
怪物的な怪物の本ですね。
中身を示されるとやや気味が悪い。
ファンタビ映画に出演したニフラーやキリンの製作の様子も解説されています。
ビクトールクラムが炎のゴブレットの三校魔法学校対抗試合で変身した姿(左)ですね。右はマーピープルでしょうか。
グリンコッツのゴブリン達ですね。
ファンタビにもゴブリンが出ていたんですね。
ブラック家の屋敷しもべ妖精クリーチャー。
死の秘宝パートⅡでハリー達がグリンコッツに侵入した際に使用した鳴子です。
ダイアゴン横丁のお店も細かく再現されています。
オリバンダーの店です。
こちらは、秘密の部屋でロックハートとハリーが記念撮影をしたフローリッシュ&ブロッツ書店。
フレッドとジョージのイタズラショップも再現。
ゲーゲートローチの宣伝でしょうか。
夜のダイアゴン横丁は雰囲気が変わります。
こちらは、グラフィックアートコーナーで、撮影で使用した小物を中心とした展示です。
小物にまつわる逸話をスタッフさんから聞くことが出来ます。
どの映画で登場した小物かを考えながら歩くのがとても楽しいです。
不死鳥の騎士団で登場したブラック家の家系図。
百味ビーンズですね。
アンブリッジの嫌な記憶がよみがえりますね(笑)
階段下のポッター様へ届いた入学許可証。
授業中にマルフォイが投げてきたあの紙ですね。
ハリー達が散々お世話になった忍びの地図。
忍びの地図のこの色はコーヒー染で作られたそうです。
ロンのお母さんから秘密の部屋で届いた吠えメールですね。
吠えメールの形は、日本の折り紙を参考にして作られたそうです。
ホグワーツの模型
最後はホグワーツの模型です。
緻密にホグワーツ城が再現されています。
時間と共に、昼から夜へ移り変わります。
いつまでも眺めていられるくらい美しいです。
このエリアを出ると、最初のロビーにつながるメインショップに出られます。
/ メインショップまで出ると、一連のスタジオツアーに戻ることは出来ません。
以上で、ワーナーブラザース・スタジオツアー・東京・ザ・メイキングオブ・ハリーポッターのレビューを終わります。
最後までお読みいただきありがとうございました。