令和4年9月に訪れた雲海テラス(星野リゾートトマム内)をご紹介します。
「起床時間」やバス利用の有無、服装等についてさっと知りたい方は「雲海テラスに行くときのポイント」まで飛ばして読んでください。
Contents
基本情報
利用料金
雲海テラスは日帰りでの利用(星野リゾートトマムに泊まらない)もできますが、星野リゾートトマム(トマムザ・タワー及びリゾナーレトマム)に宿泊した場合は、無料のゴンドラチケットがもらえます。
これを提示することで無料でゴンドラを利用できます。
ゴンドラ利用後雲海テラス内に入る場合の入場料は特にかかりません。
営業時間
令和4年9月現在の営業時間は午前4時30分から午前8時までです。
営業時間は営業日によって異なり、9月が最も長い営業時間となっています。
この営業時間は雲海テラスの営業時間です。ゴンドラの稼働開始時間は公表されていませんが、あまさわが訪問した際は4時過ぎから動き始めていました(令和4年9月現在)。
後ほど「雲海テラスに行くときのポイント」でもご説明いたします。
星野リゾートトマムザ・タワーから雲海テラスまでのアクセス
雲海テラスまでのアクセスについてご紹介します。
今回あまさわは、星野リゾートトマムザ・タワーに宿泊しました。
ザ・タワーから雲海テラスまでのアクセスについてご紹介します。
ザ・タワーから雲海テラス行きのゴンドラが出るリゾートセンターまでは、通常徒歩約15分です。
今回は徒歩のルートをご紹介します。
ザ・タワーからリゾートセンターまではバスも運行しています。バスの始発は午前4時10分でそれ以降は不定期運行です。
私は早歩きで10分で到着しました。
- ザ・タワーエントランスを出てチューブウォーク沿いに進む
- 途中右折しホテルアルファトマム方面に進む
- チューブウォークの下を通り散策路を道なりに進む
- 木道を渡り横断歩道を渡ったらすぐ
道順はこんなイメージです。
まずザ・タワーのエントランスを出て右側にチューブウォークを見ながら道なりに進みます。
チューブウォークとはホテルアルファトマムとザ・タワーを結ぶ屋根付きの通路のことです。
途中右折し道なりに進むとホテルアルファトマムが見えてきます。
このアルファトマムを左手に見ながらチューブウォークの下をくぐって森の散策路に入ります。
ゴンドラ乗り場までここから徒歩7分の表示があります。
散策路はこんな感じです。
この上に少し写っているのがチューブウォークです。
空気がおいしくてとても気持ちがいいです。
しばらく散策路を進むと木道が見えてきます。
ここを渡るともうすぐです。
木道の下には川が流れています。
さらに奥に進みます。
木道が終わると雲海ゴンドラへの案内があるのでこの通り右側に進みます。
ひらけたところに出るので赤と白の横断歩道を直進します。
この写真の奥に見える赤茶色の建物がゴンドラ乗り場です。
到着しました。
夏季はゴンドラが終了する8時以降は営業しないので、昼の時点では営業終了となっています。
雲海チャレンジ当日の様子
では、雲海チャレンジ当日の様子をご紹介します。
トマムザ・タワーから雲海テラスまで
当初あまさわはザ・タワーからリゾートセンターまでバスで行く予定でした。
バスの始発は4時10分と聞いていたので、それに間に合うように出るつもりでしたが、念のため3時半に起きて支度をしていました。
ぼんやり外を眺めながらコーヒーを飲んでいると、窓の外に人の動きがちらほら見えるではありませんか!
3時40分ごろすでに歩いてリゾートセンターへ行く人がザ・タワーのあまさわの部屋から確認できました。
4時10分のバスでは出遅れるかもしれないという一抹の不安があまさわの心をよぎりました。
ここで、急遽方針を転換し歩いてでも行けるよう3時55分には部屋を出てロビーへ向かいました。
ロビーへ到着すると、案の定始発バスを待つ人が20人程度外で並んでいました。
入口付近にいたボーイさんに「このタイミングならバスと徒歩どちらが先にリゾートセンターにつくか」と尋ねると、「ぎりぎり徒歩の方が早いかもしれない」とのことでした。
時刻は午前4時前です。
この言葉を信じ、早朝トマムの漆黒の闇の中をリゾートセンターに向けて歩くことに決めました。
昼間に歩いた道ですが、闇の中となるとまるで雰囲気が違います。
昼間の道順のとおりひたすら進みます。
森の中の散策路の写真ですが、暗すぎて何一つ写りません(笑)
木道をわたりリゾートセンターに近づくと、すでにかなりの人数が並んでいました。
明らかに100人以上はいましたね。
列の先はまだ見えず、取りあえず列に沿って後方に向かいます。
ようやく最後尾に到着しました。
凄まじい人数です結局150人くらいは並んでいるでしょうか。
しかし、このタイミングでゴンドラが動き始めました。
時刻は4時5分頃。
雲海テラスの営業時間は4時30分からですが、ゴンドラはそれより前に動き出すようです。
ゴンドラに乗っている時間が約15分あります。
列の人数はものすごい数でしたがゴンドラが稼働していたため意外とすいすい進み、並び始めてから5分ほどでここまで来ました。
そしてこのタイミングで4時10分発のバスがリゾートセンターに到着しました。
バスは満員状態だったので、おそらくバスの始発がリゾートトマムで、その時点でかなりの人数が乗っていたためザ・タワーからはさほど乗れずに発車したものと推測されます。
このタイミングでついていたらちょっと焦りそうですね。
そしてリゾートセンターの中に入ります。
こちらで当日券を購入することもできるようです。
当日券をここで買った場合、この時点でリゾートセンター外まで長蛇の列になっているため、列を戻らねばならないと思います。
こちらを通過すると一度外に出されます。
そして再度ゴンドラの待合エリア内に入って行きます。
下はゴンドラの待合エリア内の最後尾付近の写真です。
写真を撮ったこの位置からゴンドラ乗車まで約20分かかります。
かなりの人数が待っていますね。
ちょっとすすみました。
ようやく先が見えてきました。
やっとあと数組です。
ゴンドラは黒と黄色の2色があるようです。
あと3組です。
ようやく乗れます!
チケットを見せて乗り込みます。
いざ出発。
ゴンドラが出発してまず見えたのがゴンドラ待ちの行列です。
恐ろしい数の人が待っています。
現在4時34分です。
ゴンドラの前方は霧に包まれています。
これは雲海が流れてきているのでしょうか。
期待が高まります。
標高が上がると共に日の出の時刻も近づき、徐々に明るくなってきました。
振り返るとザ・タワーが霧の中に包まれています。
ずいぶん遠くまで来たように感じます。
約15分の空中散歩を終え、間もなく到着です。
振り返ると雲海らしきものが発生しています。
4時30分を過ぎているので雲海テラスもすでに開業しています。
間もなく到着です。ワクワクしますね!
到着しました。
興奮のあまり写真がぶれておりすみません。
正面から雲海テラスのメインデッキAへ出ます。
こちらが雲海テラスのデッキA(メインデッキ)です。
星野リゾートの雲海テラスという時に真っ先に出るのはこちらの映像だと思います。
ある程度の広さがあるので、他の人とも比較的余裕をもって雲海を眺めることが出来ます。
デッキの数もかなり多く、デッキA以外にもデッキBからデッキEの全てから雲海を眺めることが出来ます。
そしてこちらが雲カフェです。
店内でもテラス席でも飲食ができます。
雲海にちなんだ可愛いラインナップのメニューです。
雲カフェは現金のみ利用可能です。各種電子決済やカードは全て利用できません。
こちらが5時00から営業のショップです。
雲海にちなんだ商品が販売されています。
今回は時間の関係で行きませんでしたが、ここから先に行くとクラウドウォークやクラウドプール等の映えスポットに到達できます。
デッキ群からはすこし距離があります。
以下はこの日見ることが出来た雲海の様子です。
ご覧ください。
最後のはパノラマ写真です。
想像してた、もくもく雲が流れている雲海ではありませんでしたが、正面左手に雲海が発生しているのが良く見えました。
やはり早朝の時間がいいようで、時間がたつとみるみる消え雲海が消滅していきました。
ザ・タワーの部屋のテレビの雲海テラス状況にも7時の時点で「発生後に消滅」と表示されていました。
そして、大満足の景色を見て下りのゴンドラでリゾートセンターに向かいました。
下る時にはすっかり晴れ渡り、雲海はほとんど消滅していました。
遠くには気球も飛んでいました。
星野リゾートのアクティビティのひとつでしょうか。
そして、リゾートセンターに戻ってきてもまだまだ並んでいました。
時間を遅らせても行列を回避できるわけでもなさそうですね。
リゾートセンターに到着するとちょうどリゾナーレトマム行きのバスが到着しました。
このあとレストランニニヌプリで朝食を食べる予定でした。
このバスに乗ると非常に早いのですが、せっかくのトマムの空気でできるだけ肺を満たしたいなと思い、行きと同じ道を通り歩いてニニヌプリに向かいました。
以上が雲海テラス当日チャレンジのようすです。
雲海テラスチャレンジのポイント
ここからは、あまさわが実際に雲海テラスに行って体感した「雲海テラスチャレンジのポイント」についてご説明いたします。
まとめると以下のとおりです。
- 9月の雲海テラスは半袖+ダウンがベスト
- 星野リゾートトマム内(リゾナーレorザ・タワー)宿泊が理想
- 始発のバス到着前にリゾートセンターに着きたい
- できれば昼間に徒歩ルートを見ておきたい
- 雲カフェは現金のみ
服装について(9月)
9月のトマムは昼間は20度前後ですが朝晩は10度くらいまで冷え込みます。
特に雲海テラスはふもとよりさらに寒く、あまさわが訪問した当日は8度くらいでした。
よって、ダウンやマウンテンパーカ、ライトダウン等の上着は必須です。
昼間は半袖短パンでも問題はありませんが、雲海テラスに行く場合は早朝の時間帯となるので必ず羽織れる上着を持参してください。
個人的には半袖+ダウンの服装が暑くも寒くもなく非常に快適でした。
星野リゾートトマム宿泊が理想
これは星野リゾートトマム内(リゾナーレorザ・タワー)に宿泊すればゴンドラ利用券を無料でもらえるためです。
これを事前に持っているか、当日リゾートセンターで買うかでゴンドラに乗る順番に大きな差が生じます。
当日券売り場より列の最後尾がかなり後ろにあるため、時間的なロスが極めて大きくなります。せっかく早朝に起きたのに列に並ぶ時間が増え雲海テラスで過ごす時間が減るのは本当にもったいないと思います。また、気温が上がると雲海は消滅します。その点でもできるだけ早くゴンドラに乗り込み、テラスまで上がった方がいいと思います。
よってできるだけ星野リゾートトマム内に宿泊し、事前にゴンドラ利用券を手に入れておくのが理想です。
星野リゾート自体安くはないですが、この時間的ロスを考えると多少宿泊代を上乗せしてでも周辺ホテルより星野リゾート内に宿泊した方が総合的なメリット(バスが利用できる、雲海の情報が部屋のテレビで確認できる、そもそも星野リゾートトマムが楽しい等)が大きいと考えます。
ゴンドラ利用券はチェックイン時にもらえます。部屋に置き忘れないように注意してください。
徒歩で始発バスより早くリゾートセンターに到着すべし
ザ・タワー発リゾートセンター行きの始発バスは4時10分です。
5分ほどで始発バスがリゾートセンターに到着します。
ですが、それだとやや遅いです。
理由は以下のとおりです。
- 始発バスで来てもすでに150人くらい並んでいる
- バスの同乗者と行列レースになる
- 始発バス到着前に並び始めても日の出には間に合うかどうかの時間
- 雲海は気温が上昇すると消える
上の写真はあまさわが4時10分にリゾートセンターに到着したときの写真です。
すでに150人程度が並んでいます。
この状態で並び始め、頂上に着いたのは4時46分でした。
この日の日の出は4時58分なので、日の出間に合わせるとしたら本当にぎりぎりの時間でした。
また、始発バスも満員状態で快適に乗車できるわけではありません。
到着した始発バスをみたら完全に満員電車状態でした。
バスを降りてから行列に並ぶまで、他のお客さんとややレースのようになってしまいます。
個人的にはこのようなのは心身ともに疲れるのであまり好きではありません。
また、コロナ禍ですし、あまり密な状態で移動はしたくないものです。
このあたりを気にせず、できるだけ寝ていたいという方はバス利用もありかとは思います。
ですが、その場合ゴンドラに乗るまでに一時間近く並ぶ可能性があると思います。
個人的には強く徒歩利用をおすすめします。
そして、少しでも早く雲海テラスに着くために4時までにはリゾートセンターに到着するスケジュールが理想だと思います。
ザ・タワーからリゾートセンターは最速でも徒歩10分はかかります。
4時リゾートセンター到着から逆算して起床時間を設定するといいと思います。
ゴンドラ自体も4時過ぎには稼働し始めます。よって、大勢並んでいても4時を過ぎればだんだん人がはけてきます。
できれば昼間にルートを見ておきたい
上の理由より、出来るだけ徒歩ルート利用を推奨します。
ですが、徒歩ルートは森林散策路のため林の中や木道を通ります。
特に木道は川の上を通るため、走って渡ると危険です。
時間との闘いでもあるため、急いでいく人もいると思います。
あまさわが歩いていた時も、前を走っているご夫婦がいました。
その場合、早朝の暗闇の状態で初めて通行すると、道に迷う可能性もあります。
よって、雲海テラスまで徒歩ルートを利用する方はできるだけ明るいうちにルートを確認しておくといいと思います。
雲カフェは現金のみ
雲海を見ながらオシャレなコーヒーや美味しいソフトクリームなんか食べたいですよね。
ここで注意すべきは、雲カフェが現金のみ支払い可ということです。
カード決済やQRコード決済に慣れているとついつい現金を忘れがちです。
が、ここは現金のみです。
必ず現金をお持ちください。
あまさわはゴンドラチケットを持参することに集中したあまり、財布自体をホテルの部屋に忘れました(笑)
以上で星野リゾートトマム内の雲海テラスのレビューを終わります。
以下は、星野リゾートトマム関連の記事です。
宿泊を予定されている方は是非ご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
大人1,900円
小学生1,200円
ペット500円
※トマムザ・タワー、リゾナーレトマム宿泊の場合は無料
2022年
9月 4:30~8:00
10月 5:00~8:00
(1日~14日まで)