令和5年9月に訪問した箱根本箱「露天風呂付・2階クリエイターズツイン」を紹介します。
箱根到着
小田原駅から箱根湯本駅まではロマンスカーを利用しました。
当該区間のロマンスカーに乗車する場合は、通常の運賃に加え200円の特急料金をホーム上の駅員さんに支払って特急券を購入します。
小田原の次は終点の箱根湯本のため、小田原からロマンスカーに乗車する場合は、全車両の空席のどこでも利用できます。箱根湯本駅は改札口や登山鉄道の乗換ホームが最前部にあるため、編成の前方が混みがちです。空席が見つからない場合は、後方の車両で空席を探すと良いと思います。
今回宿泊する箱根本箱はおこもり型のホテルです。
その名の通り読み放題の本がたっぷり準備されているホテルなので、部屋で退屈しないよう、読書のお供を箱根湯本で調達していきます。
読書のお供たち
- 湯本富士屋ホテルの「クラシックカレーパン」
- さがみやの「ナッツヴェセル」
- ちもとの「湯もち」
- 籠屋清次郎の「かに棒」
- 箱根焙煎珈琲の「ドリップコーヒー」
- 村上次郎商店の「味ぴったり梅干し」
どれも箱根へ行く際にお土産に買うテッパンの品々です。
これらを携えて、強羅方面へ登山鉄道で向かいます。
箱根湯本から強羅駅
登山鉄道で強羅駅に到着しました。
ホテルの最寄り駅は中強羅なので本来はこちらからケーブルカーを利用したいところですが、、、
次のケーブルカーは激混みの予感です。
ホテルに着いたら本とつまみでのんびり過ごすので、今くらい頑張って歩くことにしました。
箱根本箱のアクセスは以下のとおりです。
アクセス
- 箱根ケーブルカー中強羅駅から徒歩10分
- 強羅駅から徒歩25分
/ 上記地図上では極端な迂回ルートが記載されていますが、中強羅駅到着時にケーブルカーで進行方向右側から降りればそのまま直進でホテルまで到達することが出来ます。
最寄り駅はケーブルカーの中強羅駅ですが、今回はケーブルカーが激混みだったため、強羅駅から徒歩で向かいました。
今回は強羅駅からの徒歩ルートをご案内します。
まず強羅駅の駅舎を出たら、地下通路でケーブルカーの線路の下をくぐります。
通路を抜けたら、道なりに直進します。
途中で左折したらひたすら坂を上ります(笑)
まだまだ上ります。
どんどん上ります。
階段も上ります。
階段を上りこの道まで来たらあと少しです。右折して直進します(階段を上り、この道を左折すると中強羅駅に着きます)。
この道を5分くらい歩くと下の看板が見えてきます。
左前方に箱根本箱が見えてきましたが、こちらからはいけないので先の道路まででて、左回りで戻るように宿に向かいます。
最後の坂を少し上ると箱根本箱が見えてきます。
大変お疲れ様でした。
到着です。
内観
内観をご紹介します。
ホテルに入ると、下のロビーが出迎えてくれます。
チェックインもこちらのロビーで行います。
開放的なガラス張りのロビーに、壁一面の本棚が非日常感を演出していて、気分が上がります。
カテゴリー別に本が陳列されています。
とても素敵な空間です。
チェックインを済ませお部屋に向かいます。
今回のお部屋は露天風呂付・2階クリエイターズツインです。
露天風呂付・2階クリエイターズツイン
今回のお部屋は205号室です。
入室するとまず左側にバーゾーンがあります。
上段にはおかきやお茶、ケトル等が置いてあります。
下段は冷蔵庫です。
無料のジュースと水が入っています。
右側に進みます。
目の前はトイレの扉です。
洗面台ゾーンです。
正面左側にあるのはタオルウォーマーです。
トイレもピッカピカです。
ベッドルームに入ります。
オシャレな空間が広がっています。
こちらの館内着でホテル内は自由に歩き回れます。
レストランも館内着でOKです。
各客室には著名人等の選書がセッティングされています。
誰の選書が配置されているかは当日のお楽しみ。
つづいて、シャワールームと露天風呂です。
シャワールームは客室とベランダにそれぞれ隣接しています。
ベランダの全景です。
温泉の露天風呂です。
ロールカーテンを下すと目隠しにもなります。
ライトを照らし、風呂上りに夕涼みしながら読書するのもよいですね。
ベランダからの眺めです。
箱根連山や、遠く、相模湾まで見渡せます。
一息ついたところで、ブックホテルの真骨頂を確認するために、ホテル内を探検しましょう。
館内散策
2階にはカフェスペースがあり、コーヒー等とお菓子を自由に楽しむことができます。
館内の本はカフェスペースや部屋への持ち込みもOKなので、好きな本を手に取って、館内の好きなエリアででコーヒーを楽しみつつじっくり本を読むのも良いですね。
館内には、色んな場所に、籠ってじっくり本を読むことができるスペースが確保されています。
自分のお気に入りのスペースを探しながら館内散策するのも楽しいですね。
地下にはミニシアターも併設されています。
15分ほどのショートフィルムが4本程度、繰り返し上映されています。
カフェタイム
下記の時間はレストランでウェルカムドリンクとスイーツをいただけます。
今回は甘酒とおもちをいただきました。
カフェスペースで再び本を読んでいると、日が暮れてきました。
そろそろ夕食です。
夕食
夕食を紹介します。
夕食は午後5時半と午後7時半の2通りの時間が選べます。
お品書きから分かるように、タイトルからメニューが想像できないものとなっています。
お品書きの裏面には、食材の説明があります。
お品書きの名前の由来と料理について、提供されるたびにシェフが説明をしてくれます。一品一品趣向を凝らした料理が並び、五感を使って楽しめる料理が満載です。レストランでは基本的にカウンター席で食事をいただきます。個室は要望すれば準備してもらえるようです。
夕食後は、湯本で準備したお供たちとお酒を楽しみながら、のんびり本を読んで時間をすごしました。
いつもより早く起きると、ちょうど朝日が昇るところでした。
朝風呂を浴びて、コーヒーを飲みながら読書をしたらそろそろ朝食です。
朝食
レストランの入り口で、モーニングミルクのサービスがあります。
ジュースは2種類から一つを選ぶスタイルでした。今回はキャロットジュースをいただきました。
この日は箱根を通る東海道とそれを整備した徳川家康にちなんだ将軍飯御膳とのことでした。シェフこだわりの品々が並びます。食事は夕食も含めシェフのこだわりを強く感じるものでした。
以上で箱根本箱「露天風呂付・2階クリエイターズツイン」の紹介を終わります。
最後までお読みいただきありがとうございました。